小池百合子さん/「嘘つきは泥棒の始まり」世代なのに


(出典:文藝春秋 電子版)

小池百合子東京都知事の学歴詐称問題です。

以前にも、下記のページで、このことについて触れさせていただきました。よろしかったら、下記のページもご覧ください。

カイロ大学首席卒業/この嘘が出発点

前回の学歴詐称疑惑が持ち上がったのは、石井妙子 著「女帝 小池百合子」が、話題になったのがきっかけだったと思います。



あのときは、在日エジプト大使館のフェイスブックに、カイロ大学の声明として、『小池百合子氏は本学を卒業している』旨のページがアップされたことで、一気に収束していきました。

ところが、最近の”文藝春秋 電子版”で、元側近の小島敏郎(元都民ファーストの会事務総長)氏が、その内実を明かしたことで、再燃したのです。

それは、在日エジプト大使館のフェイスブックにアップされた先ほどのページ内容は、小池百合子氏より相談を受けた元側近らによってつくられたものであるという告白だったのです。


万事休すというところまで、追い詰められた小池百合子氏。

にもかかわらず、4月12日の定例記者会見では、まだ白を切る態度を改めて示しました。


嘘を次々と上塗りして逃げていくようにしか見えない小池百合子氏。


昭和27年生まれの小池氏は、私と同じ典型的な昭和世代です。

昭和世代の子どもたちは、両親が戦前の教育を受けてきたバリバリの日本人です。

このころの日本人は、正直を美徳とし、子どもたちにも、「嘘つきは、泥棒の始まりだ」として躾をし、子どもたちも嘘はいけないものとして、成長してきたのです。

私も親や祖母によく言われたものです。嘘をつくと、さらに嘘をつかなければならなくなる。だから、嘘はついてはいけないと。


これまでも、嘘を次々についてきた小池百合子氏。

その内心は、どのようなものなのでしょうか。

そして、このような生き方をした人間の生きざまとして、どのような末路を迎えるのでしょうか。


これまで、選挙戦で発言した公約を何一つ達成することなく、目立つことだけに一生懸命に動いてきた小池百合子氏。

さて、今回の問題をどのように切り抜けるのでしょうか。


おそらく、普通の人では考えもつかないような方法で、また逃げていくことでしょう。

知名度だけで、投票してはいけません。

東京都民の方々には、是非、立候補者の選挙演説の内容を観察し、慎重に投票してほしいと思います。

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